側面に朝顔ともう一種類の花。
見込みには、古九谷特有の「武字文」の文字が一つ。
「武字文」は、まだ解読されておりませんが、
この文字を眺めていると、人が踏ん張って何かを抑えている、
その様子を横から表わした様な形に見えますが...。
解読が待たれるところです。
薄手作りで、手取りはふわっとした感じです。
厳しい高台の削り出しは、古九谷特有のもの。
高台畳付に窯疵が一つございます。
傷はなく、完器です。
藍古九谷特有の美しい発色です。
よろしくお願いいたします。
口径 約 21.0 cm 高さ 約 3.0 cm 高台径 約 12.1 cm
|