ご覧のような、丸い山容がほのぼのとした猪口です。
山麓に松林が広がるように、三蓋松が描かれています。
裏も似た絵付けとなっています。
6枚目の写真で全体像が分かると思います。
1つ、松の緑の釉が剥げた部分、アタリによる釉剥げのような部分、
窯疵の凹み、くっつきのような窯疵が一つにございます。
写真ではうまく撮れませんでしたが、松の緑の釉はもっと濃く鮮やかです。
小さな湯呑みくらいの、大きな覗猪口です。
上記の4ヶ所を除くと、五客これといった傷はなく
完器といっても良いと思います。
よろしくお願いいたします。
口径 約 6.0 cm 高さ 約 5.6 cm 高台径 約 3.8 cm
※ それぞれ若干の大きさの違いは、ご了承ください。
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