☆ 藍古九谷 海原に浅蜊散しの図 五寸皿 ☆
側面の細線は、この時代に見られる特徴的なもの。
貝が散らされているため、じっと見ていると、この細線が
海原を表しているように、見えてきます。
貝といえば、蛤の貝合せが思い浮かびますが、
浅蜊を描いているのが、藍古九谷らしく渋いですね。
少し高めの厳しい高台も魅力です。
口縁に窯疵がございます。
完器です。
よろしくお願いいたします。
口径 約 14.7 cm 高さ 約 2.8 cm 高台径 約 8.5 cm