古九谷 金銀彩赤絵 沢瀉(おもだか)の図 八寸皿、名品です。
デフォルメされたおもだかの葉が、踊っているよう!
単なる絵付けを超え、絵画的要素の濃い、それこそ一枚の名画を思わせます。
まさに何にも換えがたい古九谷、その面目躍如たるお皿です。
独特の深く落ち着いた、美しい呉須の発色。
やや歪みがあり甘手ですが、この手のお皿ではよくあることで、
このお皿の希少性からいたしますと、許容範囲かと思われます。
傷はございません。
「定本 古九谷図説」 土岡究渓 著 (21)に同様のお皿が載っており、
「藍九谷と藍柿右衛門」 山下朔朗 著 47pに同種の染付のお皿が掲載されております。
ご参照ください。
よろしくお願いいたします。
口径 約 22.2 cm 高さ 約 3.4 cm 高台径 約 12.8 cm
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