ご覧のような、牡丹唐草文のお皿です。
牡丹唐草文の描かれ方より、初期の初め草創期の
1610〜30年ころのものと思われます。
呉須の暗めな発色と、生掛けのたっぷり掛かった釉薬が魅力です。
見込みにトリアシがあり、1本は裏に抜けています。
口縁にホツレ、そこから約7mmのニュウがございます。
矢印部分に約5mm、29mmのニュウがございます。
トリアシ、ニュウは補修されこれ以上広がりません。
高台畳付にホツレがございます。
傷は初期の貴重性から致しますと、問題外と思われます。
よろしくお願いいたします。
口径 約 15.3 cm 高さ 約 3.6 cm 高台径 約 6.1 cm
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