ご覧のように、側面を陽刻の花弁文で取り囲み、
見込みに柳樹山水文、たなびく雲に広がりが感じられます。
器全体が厚く、重い手取りです。
見込みに窯疵のような、当たり傷のようなものがございます。
裏には抜けておりません。
この部分がやや甘手になっています。
また二ヶ所、(青矢印)呉須の剥がれがございます。
裏には、はっきりとした指跡が二つ。
高台畳付を中心に裏の約半分くらいが甘手のジカンがございます。
ほかに傷はございません。
よろしくお願いいたします。
口径 約 15.0 cm 高さ 約 3.6 cm 高台径 約 7.2 cm
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