見込みに描かれた窓絵四方襷文がインパクトのあるお皿です。
縁にびっしりと描かれた牡丹唐草文も見事です。
裏にも牡丹唐草文、おどけたような銘款の「大明」もこの時期ならではのもの。
生掛けのぽってりした磁肌に指跡、重い手取り。
全体的に甘手です。
傷は三枚目の写真、目立ちませんが赤点の間にニュウがあるのみで、
この期のものとしては状態はいいと思います。
ニュウは補修済みでこれ以上広がりません。
柴田コレクション図録U、19Pに同じ物が載っていますので、
参照なさってみてください。
よろしくお願いいたします。
口径 約 19.2 cm 高さ 約 3.0 cm 高台径 約 8.9 cm
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